おぎやはぎベストライブ「JACK POT」

おぎやはぎベストライブ「JACK POT」昼の部を見に行きました。客演は東京03ドランクドラゴン。ネタの落ちは書かないで置きますがネタバレなので知りたくない方はご遠慮下さい。個人名は敬称略で失礼しています。

・騙されやすい人(第1回公演「メガネびいき」より) 新大久保にあるハッピーカンパニーの社員(矢作)から小木に電話が入る。「おめでとうございます!我が社の商品を購入する権利を獲得されました!」会社へ行った小木はオゾン層破壊によってDOKUガスが日本に増えていると言う国家機密を知らされ、アルプスの空気とパイプが繋がっている36万の空気清浄機を購入する事に。因みに36万が払えないので3年ローンにすると金利で3年で60万払う羽目になる。翌日、友人に止められて解約する為に再び会社へ向かうが…。
・○○ではない(第2回公演「週末ロマンテイスト」より) 事後、ホモの小木に対して矢作は実はホモではなかったと告白する。「俺田舎から出たばかりだから都会っ子のスキンシップかと思って…」と言う矢作。「俺がホモにしか見せない顔を、お前ホモの振りして見て笑ってたの?」と怒る小木。結局矢作は別れを宣告して部屋を出て行く。
・地球儀を買う基準(第1回公演「メガネびいき」より) 地球儀を買いに来た客(小木)と店員(矢作)。「どれが一番売れてますか?」「そんなに売れるものでもないですからねえ…」客は地球儀の回り具合や叩き具合を調べ始める(叩きながらaikoを歌ったりする)。最終的には肩に乗せた姿を姿見で確認し始める。
・それを知っている(第3回公演「DOGLEG」より) 灰皿を間に置き立ち話をする2人。先週の火曜日に小木が何をしていたか知っている矢作と覚えていない小木。小木が痴漢で捕まったのを知っているらしい。思い出したがあれは痴漢ではないと否定する小木。事情を説明し始めるがどんどん怪しい雰囲気に。
レンタルビデオショップ(第1回公演「メガネびいき」より) 向かいにtutayaが出来て暇なレンタルビデオショップの新米店員(矢作)は先輩店員(小木)と喋っている(2人ともtutaya会員)。矢作が年下だと知るやタメ口になる小木。小木は可也の武勇伝を持っているらしく、矢作は感心してその数々を聞いているが。
・可能性があるとすれば…(第3回公演「DOGLEG」より) 教師の兄(小木)が携帯の画面にキスをしていると電話をしながら無職の弟(矢作)が入ってくる。何の反応もなく見られていなかったと安心するが「今さー兄貴が携帯の画面にチューしてんのー」としっかり見られている。電話を切った後、裁判風にチューしたかしていないかで争う。
中説で東京03飯塚が登場。今迄のおぎやはぎ単独に来たアンケートを読む。「厭味のなさが良かったです」「後ろの席に川島なお美がワインを持って座っていたけれど思ったより厭味じゃありませんでした」等矢鱈厭味に拘る。幾つか読んだ後芝居がかった感じで礼。東京ヌードのネタへ。
・喫茶店 喫茶店の客(小木・矢作)注文を取りに来たウエイター(鈴木)は中耳炎で耳が悪いらしくミルクティーをミルクレープと聞き間違えを頻繁に起こす。店長(塚地)も行動が妙にずれている。ゴキブリが出たのを店員に伝えると、何故か矢作はゴキブリ恐喝の犯人扱いされてしまう。怒った店長は「中耳炎はどっちだー!」と言いながら店員の耳(頭)を叩きまくる。客に止められるも怯える店員。誤解を解いた小木と矢作との間に友情が芽生えるも。
・立花バトミントンクラブ 区の体育館で順番を待っている立花バトミントンクラブのメンバー(飯塚・塚地)。7時からの使用の筈が7時3分になっても使えないと職員(矢作)に苦情を申し立てるが余り相手にされない。怒る飯塚に塚地が「飯塚ストーップ!!」そして前の使用者はストーカー被害者の会。その係の小木と2人は揉めるが。
・パッション舞踏書き 己のパッションに合わせて字を書くパッション舞踏書き。貧しい出の矢作は進路指導の際に教師(角田)に莫迦にされた事を思い出しつつチャンピオンのディスティニー小木とに試合に臨む。

おぎやはぎ単独の2回目と東京ヌードを2回ともビデオ見た以外は未見でした。その差が問題でない程全て面白かったです。何故か「週末ロマンテイスト」からはホモネタだけでした。どう言う了見でしょう(笑)。パンイチ小木の心の旅熱唱は見ものでしたので良いですが。東京ヌード、アルファルファ東京03になったのでもう見る事はないと思っていたので嬉しかったです。角田の役はどうするのだろうと思っていたら喫茶店で小木を連れて行く男とパッション舞踏書の矢作の先生役になっていました(元々先生役だった飯塚は小木のコーチ役)。最後のマイクでの「皆さん聞いて下さい!」は元々大声なのにマイクを使った為に凄い事に。
凄かったのがドランクドラゴン鈴木。誰よりも笑わせる気がないのに笑いのツボを突いていきます。叩かれる所では良い感じに眼鏡が落ちるし、舞踏書では紙が剥がせずに豊本に手伝って貰ってるし。おぎやはぎは兎に角相方の塚地迄笑う始末。元々「笑いの神がいるならこの人に宿ってるなあ」とは思っていましたが実感しました。
DVD化との事でカメラが入っていましたが、心の旅とかボーイフレンドとかは大丈夫なのでしょうか。東京ヌードの部分も入るとしたら最後に角田は「私は乞○の息子です!」とか言ってますし。台詞も結構噛んでましたし。
今更ですがおぎやはぎの笑いは微妙な気まずさや空気で笑うのでスピード感はそんなにないのですが、同時に小木ダンスやパッション舞踏書きが存在して間接と直接が交互にあるから面白い。やっぱり好きです。見に行って良かった。

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